こんにちは!ashです。
最近は世界水草レイアウトコンテスト(IAPLC)に応募できるような水槽を作り上げたいという気持ちがかなり強いです。
強い気持ちはあるのですが、なかなか思うようなレイアウトができていない現状ですが…
とにかく失敗してもいいから作ってみようということで、今回も45cm水槽で水草レイアウトを作りました。
IAPLC応募は僕にとっては憧れ
ADAが主催する世界水草レイアウトコンテスト(IAPLC)ですが、僕にとっては憧れの水槽コンテストです。
いつか上位100位以内に入ってみたいという気持ちがあります。
IAPLCで上位入賞している作品は本当に水槽の中にあるのか?と錯覚してしまうほどのレイアウトばかりです。
僕もそんなレイアウトを作りたくて、以前こんなレイアウトを作ってみました。
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鏡を使ったレイアウトで、水槽の中に鏡を使うというのはタナカカツキさんのアイデアをパクってやったものです。
立ち上げ時はよかったけれどもキープできなかったレイアウトですが、鏡を使うといったアイデアのように、他に何かそういった斬新なやり方ができないか考えてみたところ、
1つ面白そうなアイデアが浮かんだので今回それを実際に作ってみることにしました。
今回のアイデアをイメージ図にしました
絵は下手ですが、今回作りたいレイアウトはこんな感じです。
ADA45cm水槽は奥行きが27cmしかありません。
そんな水槽で遠近感をより強調するにはどうすればいいか考えたのですが、
ソイルを途中で仕切りなどで区切って高さを変えれば奥行きが狭い水槽でもしっかり遠近感を出せそう!
本当にできるかは分かりませんが早速レイアウトを作っていきました。
イメージ図を元に構図を組んでいきます
園芸用の軽石を盛りました。
これは通水性の確保やソイルを節約をすることが目的です。
このやり方も京都精華大学水槽学部さんのブログを参考にしています。
このあとのソイルの盛り方や石のセットは写真を撮り忘れてありませんが、完成させた状態がこちらになります。
イメージ図を描くことはこちらの60cm水槽で水草レイアウトを作るときからやっていますが、
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今回のレイアウトでもイメージ図に近いものが作れました。
今回のレイアウトの特徴は、水槽手前から5cmくらいのところに穴をあけたアクリル板を置いて仕切りを作り、その前後でソイルの高さを変える仕様です。
今は仕切りが見えていますが、手前に植栽したヘアーグラスが伸びてくれば、仕切り板が隠れて見えなくなるだろうと踏んでいます。
今振り返るともっと後ろはソイルを盛らないといけなかったなぁ~と思いました。
上の写真は植栽直後で、今回もある程度はミスト式で水草を増やしていきます。
ミスト式を始めて2か月が経過
ミスト式は小型水槽でも実験で増やすことができていたので今回も問題ないと思っていたのですが、
ミスト式を開始して2か月経っても全く成長していません。
しかもところどころ枯れているところもありました。
ミスト式は温度が大切⁉
なんで上手くいかなかったのか分からなかったのでネットで調べてみると、どうやら温度は成功を左右するみたいです。
よくよく考えてみると、今回は11月後半にこのレイアウトを作りミスト式を開始しました。
で、室温は測っていませんが体感で約10℃くらい。
ミスト式で水草を増やすには最低18℃くらいはないといけないので、今回のミスト式では育たなくて納得しました。
ある程度室温が高くないとミスト式は上手くいかない
今回の教訓です。
最後の悪あがき
ミスト式は失敗しましたが、注水すればどうにか軌道修正できるかもしれない、まだ希望はある!
と思って注水したのですが…
一番大きな石が倒れてレイアウトを修復不能になってしまいました。
ミスト式以外に石が倒れないようにしっかり固定する必要があることも学べました。
結局遠近感もだせるかどうかも確認することなく、この水槽はリセットすることになりました。
まとめ
今回のレイアウトでは奥行きが27cmしかない45cm水槽でいかに遠近感をだせるかを考え仕切り板を使ってソイルの高さを変えてみるという方法を試してみました。
しかし、温度が低すぎてミスト式が失敗、さらに石の固定の甘さからレイアウトの崩壊と結果的に遠近感がだせるかどうかも分からずにリセットすることになりました。
ただ今回は、
イメージ図を描けば大体それに近いレイアウトを作れることの再確認、
ミスト式は最低でも室温18℃くらいでやる、
特に大きい石は不安定になりやすいので、しっかり固定しないといけない
勉強になったことも多かったのでよかったのかもしれません。
今回のレイアウトを踏まえて、いったんひねりを加えたレイアウトを作ることはお休みして、今度はシンプルにレイアウトを作ってみることにしました。
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おしまい。