こんにちは!ashです。
これまでは60cm以下の小型水槽メインで水草レイアウトをやってきましたが、大型水槽でも水草レイアウトをやってみたい!
と思って1年以上前に90cm水槽を購入しました。
しばらくは空の状態でそのままずっと放置していて2022年11月にやっとレイアウトを作りました。
今回は立ち上げから現在の様子までを紹介します。
今回作りたいと思った水草レイアウトは
以前はずっと世界水草レイアウトコンテスト(IAPLC)に応募することばかり考えていて、ジオラマ系のレイアウトを作ることを意識していました。
しかし、IAPLC2021に応募したレイアウトを作ったあたりからになるのですが、
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このレイアウトを作り管理しているときから少しずつ考え方が変わってきて、
もっと落ち着いた感じのレイアウトであったり、
水槽のレイアウト自体が部屋のインテリアとして成立もの作れたらいいなと思うようになりました。
そして今回の紹介する90cm水槽では、落ち着いた感じでインテリアとして成立し、長く管理していても飽きがこないそんな感じの水槽を目指してレイアウトを作ることにしました。
レイアウトの構図を組みました
今回使う90cm水槽ですが、W90×D45×H36のコトブキ製の水槽になります。
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本来90cm水槽はW90×D45×H45がスタンダードかと思いますが、高さが45cmだとちょっとレイアウトを作るのが難しいかもと思ったので、高さが少し低いこちらの水槽を選びました。
2022年11月ですが、やっと流木と石を使って構図を組みました。
90cm水槽は60cm水槽と比べてけた違いにでかいので、これまで小さい水槽でしかレイアウトしてこなかったこともあって上手く作ることができるか不安でしたがどいうにか形にすることができました。
水槽が大きいこともあって基本構図の中で1番好きな凹型構図が作りやすかったです。
水草を植栽して注水しました
こちらが注水直後になります。
使った水草ですが、ボルビティス、ウィーピングモス、バリスネリア・ナナ、ブセファランドラ、睡蓮の一種になります。
落ち着いた感じの水槽にしたかったので目立つ赤系の水草は使わず深緑系の水草をメインにしました。
注水直後はラプラタサンドを洗わずに敷いたことなどもあって水が濁ったり、流木が浮き上がりそうなところが何か所かあって重しを置いたりました。
これらは、しばらくすると解決することなのでそのまま管理していきます。
立ち上げから2か月経過
さほどコケに悩まされることもなく、立ち上げ時に比べてかなり水草が成長してきました。
ライトはChihirosのVIVID2を使っていますが、1台で水槽全体を明るく照らし、しかも水草もよく育ちます。
値段はちょっと高いですが、これまで使ってきたライトに比べて圧倒的に水草が育つのでかなりオススメです!
VIVID2については別の記事でまた紹介したいと思います。
いいこともありましたが、今までと違ってちょっと大変だなと感じたことがいくつかありました。
まず水換えする量が今までの倍以上に増えました。
水槽から水の抜くのはそれほど手間ではないのですが、足し水をするときに僕はじょうろを使っているので何往復もしないといけない状態です。
手間を少しでも省けるように、何かしらの改善する必要がありそうです。
あとCO2の添加量はたぶん増えました。
本当はミドボンでCO2を添加するのが理想ですが、どこで買えるのか、交換はどうするのかがイマイチ分からないので化学式のボンベを使っています。
今のところ1秒1滴くらいの添加で、だいたい1か月半くらいは持ちます。
重曹やクエン酸を用意して混ぜたりと少しだけ手間ではありますが、カートリッジ式のボンベを毎回交換するコストを考えるとかなり低コストなので、しばらくは化学式ボンベで行くつもりです。
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水槽が大きくなれば手間もそれなりに増えていくんだと今回初めて知りました。
ただ水換えの量などは増えましたが、掃除は水槽自体がかなり広くなったこともあって小型水槽に比べてやりやすいなと感じました。
立ち上げから3か月経過
水槽の管理も特に変更はなく順調です。
レイアウト水槽と部屋の家具がマッチするかを考えていくと、水槽台は白で統一したほうがいいなぁ~とか、水槽の高さが揃っていた方がきれいだなと、この辺りから水槽だけでなく家具なども合わせてこだわっていけば面白いなと思うようになりました。
そのため以前水槽など不要になったアクア用品の整理を1回しましたが、
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もう1回整理して、新たな水槽を購入したりしました。
そのことについては別の記事で紹介したいと思います。
立ち上げから6か月経過
2023年5月の現在の様子になりますが、
水槽の管理などは特に問題ないのですが、流木に接着剤で固定していたウィーピングモスがかなり剥がれ落ちてしまいました。
拡大すると、
こんな感じで緑の接着剤の跡だけが残っている箇所がかなりあります。
この水槽にはヤマトヌマエビが結構いるのですが、ちょっとずつ引きはがされて現在の様子になってしまいました。
修正したいなと思いますが、流木の数が多いので1回取り出して接着し直すのは相当手間がかかりそうです。
また上の写真でも確認できますが、本当は水槽の後景に睡蓮を植栽しているのですが、1枚だけしか浮き葉が出ていません。
もっと浮き葉が出ていれば、
以前すみだ水族館でみたADAのネイチャーアクアリウム水槽のような感じになるかもと思っていましたが、睡蓮の浮き葉を出させるのって難しいんだなと思いました。
ちなみに昔の話になりますが、すみだ水族館に行った時のことについてはこちらにまとめました。
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ウィーピングモスが剥がれ落ちたり、睡蓮が浮き葉を出さないなど、90cm水槽ではちょっとした問題も起きているので、もう少ししたらリセットして別のレイアウトを作ろうかと思っています。
まとめ
今回購入してからしばらく放置していた90cm水槽を使って水草レイアウトを作りました。
これまでは60cm以下の小型水槽しか使ったことがなく本当にレイアウトを作ることができるか未知だったのですが意外と作ることができました。
レイアウト自体も部屋のインテリアとして成立する落ち着いた感じのものを作れたと個人的には思っています。
ただ、接着剤で固定したウィーピングモスがほとんど剥がれ落ちたり、睡蓮が浮き葉を1枚しか出さないなど、想像していた水景には近づけることができない状態になっていますが、今後も90cm水槽を管理することができることがわかったのでもう少ししたらこのレイアウトをリセットして作り直したいと思います。
リセットは大変そうですが……
おしまい。