こんにちは!ashです。
ADA主催の世界水草レイアウトコンテスト(通称IAPLC)、アクアリウムを始めた中学の時から知っていましたがこれまで応募したことはありませんでした。
しかし、社会人になってアクアリウムを再開して目標の1つだったIAPLCに初めて応募することができました。
結果は振るいませんでしたが、IAPLC2019の締め切りまで頑張って管理した水槽なので今回紹介したいと思います。
応募した水槽のサイズ
今回は36cm水槽で応募しました。
サイズはW36×D22×H26でADAのキューブガーデンです。
本来は45cm水槽で応募できればと思っていましたが、別のレイアウトを作っていたので新たに購入しました。
因みに45cm水槽で作っていたレイアウトはこちらになります。
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36cm水槽のレイアウトの制作過程を紹介します。
まずは構図から
今回は森のようなレイアウトを作って応募できればと思っていました。
頭の中だけでレイアウトをくみ上げていくことは難しいのでイメージ図は先に描きました。
イメージ図を描くことは60cm水槽で水草レイアウトを作った時からやっていますが、これが意外とレイアウトを作る時に役立ったので今回も採用しました。
ちなみにイメージ図を描いて作った60cm水槽のレイアウトについてはこちらにまとめました。
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話を戻します。
イメージ図が描けたので、早速レイアウトを作っていきます。

現在持っている流木や石で作れない可能性もあると思ったのでイメージ図は何パターンか描きました。
これに沿ってレイアウトを組んでいきます。

水槽の奥行きが22cmしかないため遠近感を出すのが難しいです。
頑張って遠近感を出すために、ソイルの傾斜を急にします。
ただ、ソイルを盛るだけでは通水性などが悪くなるので、ソイルを節約も兼ねて園芸用の軽石を先に盛って、より傾斜が取れるようにしました。
このやり方はタナカカツキさんのブログを参考にしております。

森を表現するために流木を立てていきます。
傾斜の部分に流木を立てるのはとても難しかったので、バスコークで石に接着することにしました。
しかしバスコークは乾くのに1日くらいかかるので、ウルトラ多用途などの瞬間接着剤を使えばもっと早く組み立てができたなと思っています。
バスコークが乾くまではマスキングテープで倒れないように固定しました。

手前は太い流木、奥に細い流木を使って遠近感を出す予定でしたが、思ったよりもサイズが近すぎたせいか、あまり遠近感が出ませんでした。
一応こちらが、骨格の最終形になります。
水草の植栽し注水しました!

水草は、エレオカリス・ビビパラ、オーストラリアン・ドワーフ・ヒドロコティレ、アヌビアスナナプチ、ウォーターフェザー、オレゴンリバーモス、キューバパールグラス
を使いました。
周辺器具になりますが、
フィルター:スドーのエデニックシェルトV3
ライト:アクロのオーバル300
になります。
立ち上げから2週間経過しました

流木に白いモヤや茶ゴケが出るようになりましたが、水換えしながら取り除きました。
立ち上げから1か月経ちました!

この時期にヤマトヌマエビを投入して、茶ゴケや白いモヤを除去しました。
立ち上げから2か月後

コケはどうにか対処できましたが、ウィローモスを使わないと森の雰囲気が出ない感じがしたので流木に巻き付けました。
あと葉の細かい水草があったほうがいいかもと思ったので、ガイアナドワーフ・ミリオフィラムを追加しました。
水草の成長はちょっと遅いなと感じ、このままでは締め切りに間に合わないかもとふあんになったので、コトブキのフラット300を追加しました。
立ち上げから4か月後
締め切りが2か月を切ったタイミングでグリーンネオンを数匹迎え入れました。
上の写真をみても分かる通りかなりごちゃごちゃした水槽になっています。
このままではいい順位は取れないと思って、賭けでレイアウトの変更することにしました。

レイアウトの根本は変えていませんが、流木の本数を減らしてウィローモスをキレイに巻き直し、水草も少しトリミングしました。
レイアウト変更前と比べたらかなりマシなレイアウトに生まれ変わりました。
あとは水草が成長してくれることを祈るだけです!
レイアウトを手直ししてから1週間経ちました

グリーンネオンをさらに10匹追加し、デジカメを使って撮影の練習をしました。
水槽の外の黒枠は黒のプラ段に黒の画用紙を貼って自作しました。

気づくと締め切りまであと5日になってました。
もう大きくレイアウトを変更したりするのは難しいので、化粧砂の掃除、枯れたモスの除去などできることだけをやりました。
応募するレイアウトの写真が撮れました!
もう締め切り間近なので、最後に水草をキレイに整えて写真を撮り応募しました。

Ⓒアクアデザインアマノ
応募締め切り3日前に撮影しました。
本当は森をイメージしたレイアウトにしたかったのですが、写真を撮っているときに、なんか涼し気な感じに思えたので、急遽タイトルは『涼』に変更しました。
そして順位は1162位。
今回が初めての応募でしたが、結果は振るわず残念でした。
まとめ
今回はIAPLC2019に応募するために36cm水槽を購入して、コンテスト用のレイアウトを作りました。
森をイメージしたレイアウトを作りたかったのですが思ったよりも上手くいかなに事もあり、だましだましでレイアウトをいじって締め切りまでにどうにか間に合わせたという感じになりました。
結果は振るいませんでしたが、IAPLC2019に応募してみてもっといいレイアウトを作ってみたいと思うようになりました。
そのためにも、水草レイアウトの勉強は絶対必要だと思いいろんな本を読み実際にレイアウトを作ってみました。
水草レイアウトの勉強をした後に作ったレイアウトはこちらになります。
ash14-aquarium.hatenablog.com
またIAPLC2019では締め切りぎりぎりで、次はもっと余力を持って作ろうと考え、IAPLC2020に向けてのレイアウトも同時に作り始めました。
www.ash-aquarium.com
おまけ
IAPLC2019の応募が終わり、ランキングが出る間に、遊びで鏡を使ったレイアウトに変更をしてみました!
ash14-aquarium.hatenablog.com
おしまい。